刀のつばの色上げです。
最後の工程です。
色上げとは発色処理のことで、簡単に書くと緑青や硫酸銅などを混ぜた液で煮ると色が変わるんです。
学生の頃、授業でやりましたが、完全に忘れてました・・。
まず色上げする前のつばです。
どんな色になるのか楽しみです。
銅の鍋で煮るのですが、せっかくなのでこの銅鍋も銅板から自分で作ったんです!
暑い日でした・・・。
作ってるところ撮っておけばよかった・・。
銅鍋の初陣です。
すごい液の色です。
15分おきに液から出してやることがあるので
ずっと鍋の前です。
順調に工程は進んでいたのですが、うまく色がつかないんで
途中で先生が「怪しいなぁ・・・。」と
・・・・。
急遽やり直しに!!!!
せっかく作った液も捨てられる。(写真は先生です。)
原因はおそらく自分で作った銅鍋では?
ということでデビュー戦なのにあっさり降板です。
先生の銅鍋でやりなおし。

貫禄というか雰囲気というか何かオーラみたいなものを感じます。
何十年も使ってると言われたので数々の作品がこの鍋で煮られたのでしょう。
いい色になる気がします。
なんとか無事に終了。
あとは色が落ち着くまで両面が空気に触れるように吊るして約3週間ほどさらします。
もう少しなので写真を撮ったらブログに載せます。
お楽しみに。